昨今、体調を崩す人が多いのは何故か?

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天人相応の理論

「人間は自然界からかけ離れて生活することは出来ない。人間と自然界との関係は非常に密接なものである」という考え方、

つまり自然に調和して生活することが大切であると説いています。

とくに中国の古典で東洋医学のバイブルともいえる「黄帝内経素問の生気通天論」にその旨が詳しく書かれています。

そこでは自然に調和するためには「陰陽」の考えにもとづくことが第一であると。

自然の働きには陰陽の別があり、春夏や日中は陽に属し陽気が多い、秋冬や夜中は陰に属し陰気が多い。

この自然の気(陰の気、陽の気)の働きを人体も受けるから、身体にも陰陽の働きがある。

自然界に陰と陽の時期が平等にあるように、身体の陰陽の気もバランスを保っている。その陰陽の気の割合は季節に合わせて多くなったり、少なくなったりする。

この一定のバランスが崩れた時が病気であると説いています。

人の生気は天の気と関連があるため、天の気が清浄であれば人の意志は平静なのである。四季の変化の法則に順応して生活していれば、正気を弱らせることなく健康でいられる。

 

これが今から2000年前に書かれた古典の内容であります。

 

ただ2019年現在、地球の自然界が正常なのかどうかが疑問です。

古典に「天の気が清浄であれば、人の意志は平静である」と。天の気が古典に書かれてたように「清浄」なのか?

 

地球全体の気温は上昇し、世界中の気象がまともだとは思えません。自然の影響を受けるのが我々なら、その我々も体調に変化が起こって当然です。

さらにこの中国の古典は東洋の気候に即した内容となっており、一年を通して“四季”があり、そのきせに応じた養生法を説いています。しかしながら、近年は日本においても以前のような四季を感じることが少なくなったのではないでしょうか。

つまり、古典の時代の養生法だけでは身体の管理は困難になりつつあると、私は想像します。

人間は自然と調和して生きています。でも自然をこれ以上破壊していくと、我々人類だけでなく、今までの環境で適応できていた生き物は滅んでいくのではないでしょうか。

 

人の養生を考えるには、地球の養生も考慮に入れなければならないと思います。

気候の変化ごとに体調を崩しやすい原因が、その一端であることは否めないと思います。


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