東洋医学の原点 黄帝内経素問を知ろう 第二回

黄帝内経に出てくる「黄帝」とはどんな人物なのか?

今回は、ここからスタートします。

 黄帝とは?

神話伝説上では、三皇の治世を継ぎ、中国を統治した五帝の最初の帝である(紀元前2510年~紀元前2448年)

どこの国にも神話は存在し、中国にももちろんありました。

中国神話の始まりは「天地開闢」つまり天地創造から始まります。

「大昔、天地は混沌として卵の中身のようでした。盤古(神話に出てくる神)はその中に生まれ一万八千年経ち、やっと天地が開けました・・・・・・」【盤古】

 

そして、

「天地が開闢して天皇氏、地皇氏、人皇氏(この三者を三皇)が現れました。」

中国の神話には「三皇五帝」という8人の有名な帝王が存在していました。三皇というのが上述の3名、そして五帝の一人に「黄帝」がいました。

天地開闢以来、中国を統治した帝王は数人いて、黄帝の時代は紀元前2698年~紀元前2598年でした。

 

黄帝はどんなことをしたのか?(あくまで神話です)

黄帝は天命を受けて万物の価値を明らかにし、民の財産を豊かにさせた。(万物=自然の法則と置き換えることもできるでしょう)

 

黄帝はある日、自然に関わる夢をみました。

そして見た夢を手掛かりに優秀な人物を探し、自然界を研究してその法則に則って、百官を置きました。

その中に「岐伯」がいました。

黄帝は岐伯に、草木をなめて味を確認させ、疾病の治療を担当させて医学や薬草についてまとめた『経方』『本草』という書を完成させる。

後に、黄帝と岐伯を始め幾人の学者に、日常の疑問を問うたところから『素問』と呼ばれた医学書が記されることになります。

 

次回から『素問』本編に入ります。


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