目に見えない経絡について考えよう!

鍼灸や漢方薬などで頻繁に耳にする”経絡”というもの。 東洋医学に関心がない人にはあまりよくわからないものでしょう。私も現在は東洋医学を生業としてはいますが、そうでない頃はよくわかりませんでした。

私は40代の男ですが、”経絡”を始めて耳にしたのは『北斗の拳』の経絡秘孔でした。同年代の方なら頷けるのではないでしょうか。 経絡というものは現代医学的に解剖学上には、存在しないですし、もちろん目に見えるものでもありません。オカルトチックで単なるプラシーボ的な存在なのか、あるいはマンガで描かれている想像上のものなのか、といえばそうともいえません。

実際に経験医学として経絡を考慮にいれた治療で効果もありますし、医学関係の大学等でもエビデンスは存在します。ただ実感はしにくいとは思いますが、存在するんです。では、実験してみましょう。

経絡は正規のものは12種類あります。

これが『手の太陰肺経』からスタートして『足の厥陰肝経』まで体のエネルギーや栄養などが巡って、また『手の太陰肺経』に戻り巡っていきます。これが生きてる間は休みなく続きます。

ここで手の陰経(肺、心、心包経)と手の陽経(大腸、小腸、三焦経)を取り上げて説明します。

これが手の陰経です。手の平側、つまり前腕の内側です。

手の陰経の流れる方向は、肘から指先の方へエネルギーが流れていきます。

 

 

 

 

こっちが手の陽経です。こちらは手の甲側、前腕の外側ですね。

手の陽経は、陰経とは逆に、指先の方から肘へ向かってエネルギーが流れていきます。

 

 

 

 

では目をつむって、友人かパートナーに、(これを①としましょう)前腕の内側、つまり陰経側を優しく、肘側から指のほうに向かって撫でてもらってください。

そして次に今度は、(これを②としましょう)前腕の内側を同様に、指のほうから肘に向かって撫でてもらってください。

さて、①と②でどちらが気持ち良かった、もしくは嫌な感じがしましたか?

①が気持ちよくて、②が違和感を感じたのではないでしょうか。

①のように肘から指に向かって撫でるのは、陰経の経絡の流れに沿って行っているので、心地よく感じますが、②は経絡の流れに逆らって撫でているので、違和感を感じるのです。

 

如何だったでしょうか?今一解らなかった?  次回は違った角度からみていきましょう。


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