人の暮らしが便利になればなるほど、人は貧しくなっていく

30年前と比べれば、我々の日々の生活はかなり便利になりました。 特にインターネットの普及は、様々な面で我々の生活を一変させました。

何かを調べたいときや、行き方のわからない場所へ行くときでもネットを繋いでマップアプリを開けば案内してくれます。

しかし、これは我々が楽になるということは、”工夫する能力”が養われにくいということ。苦労して、あれこれ試行錯誤することで、人は学習して日々進歩・成長するものです。

簡単な例で示すと、筋力は鍛えないと衰えます。10回腕立て伏せを出来る人が15回するから、しんどいけれどよりパワーアップできるわけで、10回出来る人が5回しかやらないでいると筋力も5回分のパワーへと衰えていくでしょう。

電動アシスト自転車を乗られている方をよく見かけるとおもいます。この電動自転車を否定するつもりはありません。ただ、成長期の高校生がこれに乗ることには疑問符を打ちます。

まだ筋力も鍛えられる時期に、これに頼っちゃうと30代で下半身の筋力不足で、膝が痛い、腰が痛いなど衰えが早くきてしまい、高齢になれば”寝たきり”っていうのも案外あり得ない話ではなくなりそうです。

いい悪いは別にして、貧しかった日本を生きた昔の人の方が頭脳明晰で身体も丈夫なような気がします。便利になり“楽をすること”に慣れた現代人は、そう言った意味では「からだの質は豊かではなく、貧しい」といえるのではないでしょうか。

ここまでの話は、個人個人が工夫すれば、何とかできるでしょう。

トランプ大統領への期待感は

  • アメリカ国内に力強い雇用を回復して欲しい
  • アメリカの金を、無関係な外国にばらまくのは止めてほしい

などなど

日本はアメリカが先行してやり出したことに追随することが結構あります。

「Amazon Go」ってご存知でしょうか? 簡単にいうとレジを通さずにショッピングを楽しめるというもの。アメリカのシアトルで一般向けに開店する予定の食料品店です。

消費者は入店時に、アプリを開いてスマートフォンをゲートにタッチして本人認証する。

 商品をバッグの中へ

手に取った商品を棚に戻すといった動作もきちんと認識する

レジは通らず、店を出るだけで決済完了

 

現状でも小売店のキャッシュレス化が進み、現金でなく「お財布携帯」による支払いも広がってます。しかしAmazon Goでは、レジで決済する、という概念すら無くしています。レジで長い時間待たされたり、商品をスキャンする手間が完全になくなるなど、きちんと機能すれば消費者にとっては革命的に便利になると思われます。

この情報を数人に知人に話したら「凄い!」「便利でいいやん!」との声が。

これがまずアメリカでスタートします。

ところが、アメリカの就業人口の17%は「スーパーのレジ打ち」だそうです。Amazon Goはレジを必要としないということは、17%の雇用を奪うってこと。このシステムが主流になれば、アメリカの雇用問題はさらに深刻になるだろうし、トランプ大統領の「アメリカ国内に力強い雇用の回復」と逆行する動きになるでしょう。

雇用が減れば、消費も減ります。経済は潤うことなどあり得ません。日本もこのAmazon Goのシステムを採用すれば、どうなるかは想像できそうです。

自動車工場はほとんどが、ロボットにより組み立てられています。技術をもった一部の人間のみが携わっているのが現実。 便利だし人件費も少なくてすむでしょう、企業にとっては。でも雇用が減って消費が落ち込む。つまり貧しくなっていきます。

こうやってみていくと、全てがそうではありませんが、「便利になればなるほど、都合が悪くなり貧しくなっていく」ってのも頷けるのではないでしょうか?

今後、どうあるべきか考えさせられます。


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