変わっていく年末の風物詩・NHK紅白歌合戦

毎年大みそか恒例のNHK紅白歌合戦。

先月24日に出場者の発表がありましたね。

この顔ぶれを見ると、これまでのベテラン大御所歌手の名前がいなくなり、例年おなじみの顔ぶれが消えています。

ここでは誰が出場し、誰が出ないのかの詳細は割愛いたします。

これまでの紅白歌合戦というと、40代以上の年齢層が見ているという印象(私は何十年とみていませんが・・・)。今年、出場者が若い層に様変わりして、果たして特に60代以上の高齢者がこれまでのように紅白を楽しみに見るでしょうか?

さらに近年、若者のテレビ離れが進んでいる中、今一番視聴率を稼げるのが高齢者なのに、なぜこの路線変更?

ここにどの年齢層・男女でのテレビ視聴に関するデータがあります。

これを見れば、高齢者のテレビの視聴が多いのがわかると思います。なのに紅白歌合戦が高齢者を無視した番組づくりになっている気がしてなりません。

また、高齢者が好む番組として、

相撲中継、皇室アルバム、旅番組、釣り番組、動物番組、朝の連ドラ

で、民法各社の特にバラエティ番組は、「うるさい!」として見ないそうです。このデータの一番上の表で「よく見る番組『日本の連続ドラマ』」とありますが、これは主に時代劇であり、この時代劇自体も番組としては減っていますね。

これは初期の『水戸黄門』ですが、関西では再放送しており、実は高齢者の方が結構今も見てられて、視聴率がいいらしいです。

さて、ここで本題に入りたいと思います。テレビ局の視聴率アップのやり方に文句を言うつもりはなく、そんなことはどうでもいい話。また若者のテレビ離れも大した問題ではありません。

若者のテレビ離れは、エンターテイメントの選択肢が増えたこと、パソコン・スマホ等で、インターネットを駆使し、好きなものを見たり聴いたりすることができます。

でも身体の不自由な高齢者や障害を持った方、身近にパソコンやスマホがなく、また接する機会がなかったために新たに覚えるのが苦手な方もおられるとおもいます。

「バリアフリーな社会」 「介護施設が充実してます」 「お年寄りを大切に」などのキャッチコピーはよく耳にしますが、高齢者も楽しめるものが少ない気がしてなりません。

それは近年のテレビ番組・CMを見てれば、若くて元気な人を対象にしたものが多いですね。

 

ある病院の内科病棟に勤務されている方によると、寝たきりの高齢者が非常に多く、そんな彼らは一日のほとんどをベッドで過ごし、食事の時間以外は何もすることないようです。

そんな彼らはたいがいボーっとテレビを見ている。そこには番組の面白さとか意味とかそういった類いのものは必要ないかもしれないが、ただテレビに映っている「何か」が流れている、ただそれだけで彼ら高齢者の役には立っているのだそうです。でも興味をそそられる番組だと、何だか気分もよく顔色もいいらしい。

すくなくともテレビ番組で身体は病気でも気分は豊かになるみたいですね。

 

世の中全体が、高齢者向けの社会ではありません。スポーツのテレビでの紹介も健康な若者向けが多く、

「運動不足解消のためにスポーツを!」というキャッチコピーを真に受けた年配の方が、マラソンにチャレンジし、心筋梗塞を併発したり、足腰強くしようとスクワットして、膝を傷めたり。

本当に高齢者を大事にしている社会なのかが、疑問です。

紅白歌合戦、たかが紅白ですが、初期のころから見てきた方も多い高齢者に、民放ぬ歌番組と同じ顔ぶれのミュージックショーを提供して、失望させないように願いたい。

また、私自身は高齢者も楽しめる身体を動かす軽い運動について、今後考えて提供できれば、と思っています。

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