気功のメカニズム・病気とは何か③  人の意識・意念とは

 意識は物質である

意識というのは、脳(心)の中にある物理的には存在しないもの

物質とは実際に計測できる物理的に存在するものである。

気功と意識・意念の関係は、切ってもきれない関係にあり、前回の気功のメカニズム~病気とは何か①でも例をあげたように、

人がプラスのイメージとマイナスのイメージを比較したとき、プラスのイメージで花に語りかけた方が、より花がよく咲く、というのを紹介しました。

一般的にいう”言霊”の概念です。

これは人間の意念が直接物質に影響を与えています。つまり、意識は外部に作用を及ぼしており、目に見える形で”特別な物質”として存在しているといえます。人間は脳で何かに集中するとき、単なる思想・概念を生みだすだけでなく、エネルギー(パワー)を外部に出すことが可能だし、影響を及ぼすこともできます。

 

また、意識というものは、一つの単純なものではなく、数種類がピラミッドのように層になって形成されていると考えられています。例を挙げると、ピラミッドの上から、顕意識、下意識・前意識、狭義潜意識、超感潜意識、仕事潜意識、自性潜意識、というように。それぞれの学術によって、様々な呼び名や考え方があるのですが、どうも難しいので簡潔にやってみたいと思います。

 イメージは上図のようなものです。ここでは三層になっていますが、私は6層で説明したいと思います。

第一層 顕意識(最上層・最表面に位置してる)

ここは、いわゆる自我で、思惟、情感、意志、興味などをいいます。好き嫌いもそうですし、自分の本能に根ざした意識ですね。

「~したい」「今日はあの映画を観よう」など、日々の生活での欲求や計画

 

第二層 下意識・前意識

第一層の意志から実際に行動に移し、それが日常化し習慣的行為になるのがこの層

自転車に乗る、食事をする、スマホでインターネットをする、など。

初めて経験するときは苦労してやってた動作も、繰り返すことで自然に考えなくても行えるようになった状態。つまり慣れ・習慣

 

第三層 狭義潜意識(生理・心理に影響が及ぶ)

日々の生活、習慣において湧きおこる感情、七情(怒・喜・思・憂・悲・恐・驚)はここの層で起こる。そしてこの感情が人の生理状態に影響を与えます。

例)東洋医学の視点からみてみますと、五臓には人の基本的な精神の形がそれぞれあります。

《肝》 魂  《心》 神  《脾》 意  《肺》 魄  《腎》 志

例えば《肝》の魂は、積極的な性質のことで、身体が元気で血も充実してれば何事も、うまくこなせてはかどります。でもストレスや肉体疲労でパワー(血)が不足すると、うまく物事がはかどらなくなり、イライラして怒りやすくなります。

心や肺、脾、腎も同様で、その臓の疲労やパワー不足が下図のような感情を生みだします。

また、逆に下図のような感情を抱き過ぎると、五臓がパワーダウンするというのも起こります。

 

第四層 超感潜意識

超感知能力、あるいは特異感知能力で、具体的には遠隔地のことを感じる、透視、予知、以前のことがわかる、相手の気持ちがわかる等があります。

透視や予知はできなくても、人の気持ちがわかるという人は周りにも存在すると思います。

つまり、ここの層のレベルを上げれば、特異的な感知能力が備わる可能性があり、それは全人類が持っている能力なのかもしれません。

そして、超感潜意識の超感知能力の発展の頂点は、他人の意念や動植物の意念を制御することとして現れます。

 

第五層 仕事潜意識

ここでいう仕事は、物理的な作用を及ぼすことをいう。

特徴は意念によって、ものを動かしたり、作用させること。

プラスのイメージで花が咲く、ウィルスに「死ね」のイメージで数が減ったり、など。 言霊はここの層になると思います。

 

第六層 自性潜意識

自性とは人間の心の本来の状態のことで、禅の悟りはこれに近い表現といえます。言葉で説明できない概念。人間の意識と宇宙が統一されている状態

 

以上6つの層における意識について述べましたが、身体が健康でいられるか、病気になるかは、この6つの層の意識をどう活用するかにかかっています。

 

私が現在も修行している太氣拳・意拳も意念を取り入れて、拳術の上達を促すような稽古体系になっています。具体的な稽古内容は割愛しますが、初歩では意念を具体的にイメージし(大きな風船を抱え、膨らんだり閉じたりetc)、段階を踏んでいくにしたがい、意念そのものにもこだわらず、最終的には無の状態で敵の攻撃に身体が勝手に反応し、身体にまかせられるような境地を目指します。そこには自分の意図や意志・感情は働かないような境地です。

その境地に至れば、自ずと身体も健康になっているという、つまり意念には身体の生理に大きく影響を与えるものだといえ、気功ではとても大事なものだとわかるとおもいます。

次回は病気の原因になるものと意念・意識というものをみていきたいとおもいます。


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