「青色照明」で犯罪が減るのはなぜか? 東洋医学的見地から

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「青色照明」とは、イギリス・グラスゴー市が2000年、景観改善のために街路灯に導入したところ、犯罪発生件数が減少したことで注目を集めました。

この話題は日本のテレビなどでも報道され、2005年、奈良県警察が積極的に設置に取り組んだことに始まり、その結果1年後に周辺の夜間の犯罪認知件数が約9%減少したそうです。

その後、「青色の光には、人の精神を落ち着かせる効能がある」とし、日本各地で防犯灯として取り入れられるようになりなったという。

日本のテレビ番組は、青色には人の副交感神経に作用して落ち着かせるという鎮静効果と心理的に人を冷静にさせる効果があるという心理カウンセラーの解釈を合わせて紹介した。これにより、色光は(晴天時に限っては)見通しが良く、遠目が効くとともに、犯罪者が犯罪をあきらめる等の防犯効果が期待され、日本全国で相次ぐ導入となったと見られている。

 

どうやら心を落ち着かせるという効果があるようですね。

犯罪も様々なものがありますが、一般的な犯罪の心理状態でいうと「イライラしている」「むしゃくしゃしている」などが挙げられると思います。ではその「イライラ」「むしゃくしゃしてる」というのはなぜ起こるのかを東洋医学的に診ていきます・

 

五臓の一つである肝が弱ると「イライラ」しやすくなる

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この表の一番上が「肝」についてです。

「肝」というのは、身体の血を貯蔵していて、元気であれば全身に血を発散して巡らせます。ようするに肝が充実している人は積極的に何事にも取り組めますし、身体を動かしたり生命活動を維持する燃料が豊富であることを意味しています。

ただ、働き過ぎたり、適度に休ませないと「血」は消費するだけで不足していきます。睡眠をとることと飲食をしっかりすることで、「肝」に血は補充されていきます。

しかし、肉体的な労働や睡眠不足で血を消耗し続けると、様々な症状を引き起こします。

  1. 筋肉痛・肉離れ(血が少なくなり筋に潤いがなくなる)
  2. 眼精疲労、視力低下(何かを見るのにも血を消耗します)

3、気配りや勉強などの頭脳労働で血を消耗⇒血が不足すると考えがまとまらずにイライラする

 肝に貯蔵してる血が不足するとイライラします。

イライラが続くと、頭に血が昇り冷静な判断ができなくなります。突飛な行動を起こしたりして、気分をいろんな形で発散しようとします。

 

また、五臓には、それぞれ色で表現されることもあります。心は赤、脾は黄、肺は白、腎は黒。そして肝は青です。

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東洋医学では、内臓にはそれぞれの色が割り当てられます。臓器の働きを色に見立てて考えます。

肝の色は青です。肝が弱っていれば青を見て落ち着くというのも、そんな理由ではないでしょうか。弱っていてパワーが不足しているので、自身の色(青)を視覚的に補うことで元気を得るという。

日々忙しい毎日を送っていると、緑豊かな自然に身を置くと落ち着くのも同じでしょう。p1020664-1

 

「青色照明」で犯罪が減り、心を落ち着かせてくれる、というのも何となくわかるような気がします。example_img01

 

ただ、日本の事例となった、イギリスのグラスゴー市が青色照明を導入したのは、当初は防犯目的ではなく景観改善の為だったそうで、犯罪件数が減少した理由は、同地域にたむろしていた麻薬常習者が照明が青くなった為、腕の静脈を視認できなくなり、仕方なく他の地域に移り、麻薬常習者の検挙率が40%下がったからなのだ、というのをつけ加えておきます。

 

ではでは・・・・

 


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