秋の養生法

20141001aki 連日連夜続いた猛暑日が、若干やわらいで朝晩はわりと過ごしやすい気候になりつつあります。

秋の到来?と思ってしまうような感じです。

 

 この夏をどのように過ごしたかで、秋の体調の善し悪しが決まる

以前も何かの機会で申し上げたと思いますが、春なら冬の過ごし方、夏なら春の過ごし方、そして秋にはその前の夏の過ごし方が、その季節での体調を左右します。

fd930ff7-8709-4f62-bd02-17ddc389777d夏は陽気が最高潮に達する時期で、身体の内外も陽気が溢れ、熱が過剰に蓄積されていきます。

故に、適当に運動をして、一日一回は発汗して、余分な熱を放出しなければなりません。11785_shopp_069_02 もちろん、炎天下での運動は厳禁ですが、熱いからといって、あるいは日中の仕事などで、一日の大半を冷房の効いた部屋で過ごし、熱を放出するという大切な発汗作用が行われる機会を逸し続けると、汗腺の開く感覚が鈍くなり、発汗すべきときも充分は発汗が行われなくなってしまいます。

2eaf960f921e230d8c7c92517683c342 身体の熱が体内にこもると、食欲は減退し、身体は熱いので冷たいものを多飲するようになり、胃腸も壊しがちになります。

秋は夏の後始末から始まる

夏の暑さが和らいできて、過ごしやすくなってきたら、夏の疲れがどっと出てきます。

誰しも、夏の暑さで体力は消耗しています。ここでクーラーや冷たいもので身体を冷やして、胃腸も不調だと、守りの力である抵抗力が落ちています。秋になってひんやりしてくると、その寒さが堪えてきます。

また、夏の間に発汗を促さずにいたがために、体内には熱が籠ったままです。秋になると空気も乾燥しやすくなり、のどや肺も秋には乾燥します。夏の熱が残ったままなら、その乾燥はよりひどくなってしまい、空咳や、のどの腫れ、皮膚の乾燥も起こります。

そして夏で胃腸も悪くしているので、せっかくの食欲の秋も充分楽しめないばかりか、充分な栄養も補給できずに、体力は低下し、冬はさらに厳しい毎日になってしまうでしょう。

 

秋が本格的に来る前に
半身浴

まず、余分な熱を放出していきましょう。運動するのが一番ですが、億劫なら、半身浴という方法もあります。ダイエットでの印象のほうが強いでしょうか。hi7

半身浴では、内蔵に負担をかけないようにして長時間お風呂に浸かることで、体内の新陳代謝アップを行い脂肪を燃焼させることができます。

この時重要なのが「汗」。汗をかくことで上半身まで熱を拡散させ、冷え性の緩和なども効果が期待できるのです。

半身浴をしていて、41度か2度ぐらいの熱めのお湯に浸かっているのに汗がかけない、という人が結構いるようです。汗をかけていないということは熱が上半身まできちんと上がってきおらず、血流が悪くなっている疑いもあります。

しかし、その最たるものはおそらく「汗腺が開いていない」ということにあるのではないかと思われます。汗腺は汗を流すためにあるもので、体中にあります。夏は汗をかくことで体温を下げ、冬はぎゅっと閉じて体の熱を逃さないようにします。

しかし、現在では冷房や暖房など快適な環境が一年中提供されるようになり、昔に比べて汗腺が開いていない人が多いのだそうです。汗腺は常にすべてが使われているわけではなく、必要な分だけが使われています。そして汗腺は使っていないとどんどん閉じてしまいます。

閉じている汗腺を開くのはけっこうたいへんですが、一度開いてしまえばまた汗が流れやすくなります。汗腺を開くためには半身浴でも良いのですが、先に熱いお風呂に五分間つかっておく と、汗腺を開きやすく汗をかきやすくすることが出来ます。

からだを温める根菜類

秋野菜(さつまいも、里芋、じゃがいも、チンゲン菜、しいたけなど、)はからだをやさしく温めます。からだを冷やす夏の料理で疲れ気味の胃腸の調子を調えてくれます。

 

からだに余分な熱を残さずに呼吸器系の乾燥を防ぐ、そして栄養がしっかりとれるように胃腸を調えること、この2点をメインに考えていれば秋は大丈夫でしょう。IMG_0219


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