気功についての考察⑦ 気功がオカルトであると思われてしまったのは・・・

前回述べたように、1985年頃に中国は様々な”創作気功”が競うように発表され、本来の正統派の気功以外の怪しいものもたくさんありました。気功の不思議な”氣のチカラ”という概念を利用した宗教色の強いものも存在していました。

日本に気功が入ってきたのはちょうどその1985年ぐらいです。1976年ごろから始まった「あなたの知らない世界」のような心霊オカルトブーム。中国からの気功は「金になるおいしいもの」として、持てはやされることになったのです。

51Djes3bUrL この時期に紹介された気功は、新旧入り乱れ、質もピンからキリまで、地味なもの派手なものと、雑多でしたが派手なパフォーマンスで人々を驚かせる演出めいたものほどマスコミ受けも良かったですね。wFMPro これらのことから、日本ではスピリチュアル思想や苫米地英人に端を発するアファメーションやスコトーマ、コーチングなどの用語でもって気功が語られる向きが多く、また多くの日本人もそういった概念でもって気功を理解しようとする風潮があります。

また日本で一時よく見かけた真光系諸教団に代表される「手かざし療法」などを学んだものがこれら気功の知識をごちゃまぜにして”気功”を名乗り論じることも多かったですね。20130413_ichikawaebizou_15 そういった視点から論じられる気功は主に成功法則や願望実現などの自己啓発のためのツールとして注目されることも多かったです。

 

麻原彰晃が後に「オウム真理教」となるヨガ教室「オウム神仙の会」を発足したのが1984年。 オカルト系雑誌の『月刊ムー』がこのオウム神仙の会を「日本のヨガ団体」として取材、写真付きの記事を掲載した。i200 この写真がそれである。麻原は薬事法で逮捕され、徐々に宗教にのめり込んでいったのもこの時期である。

1990年代は、バブルの崩壊の季節でした。浮かれた調子はしぼんでいきました。そんな中、1995年に起きたオウム真理教事件は皆さんもご存じのとおりです。

この事件はヨガも気功も怪しいものとして敬遠させることの一番の要因となったといっても過言ではないでしょう。

気功がオカルトって思われるのは、マスコミ受けのいいものばかりが取り上げられたことがきっかけだったことがわかります。

本物ではないものも取り上げ、テレビや雑誌で紹介したがために、悪質な気功治療家やオウム真理教のようなカルト教団を蔓延らせてしまったのです。

現在でも放送されている『朝まで生テレビ』にも呼んだりしてましたからね。o0480036013254666802CArU0T_VEAEqF8_ マスコミが取り上げるのが全て真実である、とはいえないことの証明になったといえます。

 

気功って、本当に効果があるの?  それは自分で感じて体験することが一番だと思います。

私は「触れずに人を飛ばす」という気功を信じていません。経験がありませんからね。

 

次回は、科学的に検証された事例について書いてみようと思います。


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