気功を不思議なパワーって解釈だけではオカルトなんで③

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気功にはどのような種類があるのか?

思想的な特徴などから、道教、医学、仏教、中国武術などで分類したり、それぞれの功法で細分化したりしています。

動作を基準にすると、動きをともなう動功、ほとんど動作を伴わない静功とに二分されます。

大まかな流派や分派は下表に示しておきます。気功の種類は、重視する目的に応じてさらに細かく分岐し、現在では2000以上の諸派があるようです。

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気功の3要素とは?

身を調え(調身)、心を調え(調心)、息を調える(調息)のことで、もとは中国仏教の瞑想法で、天台大師智顗(ちぎ)はこれに睡眠と飲食の節制の要を説きました。

  • 調身:体の姿勢を正しくすること。
  • 調息:呼吸を調えること。気功では一般的に、鼻で吸い口で吐く。ゆったりした長い呼吸
  • 「調心」と「調息」により「入静」という状態にいたる。入静は無我ではなく、ただリラックスして意念を保ち、頭脳明晰な感覚でいること。こうした状態を「調心」という。

この3要素は、気功の準備行でありながら、すでに気功法そのものであります。

現在では、こういった決まり事みたいなものがありますが、これらは古い歴史的な経験から得られたものが、今に残っているものなのです。

では、もう一度歴史をみてみようとおもいます。

 

気功の起源とその名称

【古代の気功の認識】

身体が疲れてだるいときに、伸びをし深呼吸し、目を閉じてしばらく安静にしていると気分が軽くなる。

腰などに痛みがあるとき、自分で揉んだり軽く叩いたりすると感覚が軽減あるいは消失など、皆さんも経験あると思います。

こうした経験の中で徐々に気功が芽生えていったようです。

 

さらに、古代の舞踏の動作を起源とするものもあります。

4000年以前、中国の中原地方では洪水が長期間続いた。その後、夏の禹王の治水方法によって水害は治まったものの、溢れた水のため湿気がひどく多くの人が筋肉痛やだるさ、関節障害を訴えるようになった。

人々はそれまでの経験をもとに、ある種の舞踏の動作を行うことで、筋骨を鍛え、血脈を通じさせ体質を強めたといいます。m88832

古代人には、神や祖先の守礼、あるいは狩猟・採集などで多くの収穫が得られたときに動物の跳躍や飛翔の動作をまねて舞う習慣があったことはよく知られています。

この舞はたとえば獣のようによじ登り、左右を見回し跳びはね、鳥のように羽を伸ばすといった動作でできており、気血を宣導する作用が起こって、原始的な気功といってよいものだと思います。s_gorinngi2s_gorinngigokingi

後漢(25~220)の傳毅は「舞賦」の中で舞踏の効能として「心を楽しませ、老いを忘れさせ、年を永らえさせる術」と述べています。

 

次回につづく

 


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