子宮頸がんワクチンの闇

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子宮頸がんワクチン「サーバリックス」には重大な副作用があって、それが近年我が国で大変問題になっています。

「子宮頸がん予防のために、ワクチンを打ちましょう」と厚労省も推奨してましたが。その副作用に「ギランバレー症候群」というのがあります。

今回、そのギランバレー症候群についてみてみようと思います。

ギランバレー症候群とは?

最近、芸能人でこの病に罹られた方も多いみたいで、大原麗子さんや安岡力也さん、小説家の中村うさぎさんもこの疾患に罹っていたみたいです。20130602101211t02100299_02100299119035054849784620320281

ギランバレー症候群とは、筋肉を動かすなどの働きをもつ末梢神経が障害を起こすために、急に手足に力が入らなくなったり、痺れたりする病気です。多くの場合、ギランバレー症候群を発症する1~2週間ほど前に、風邪や下痢といった感染症の症状を起こしているjことが多いです。手足のしびれ ギランバレー症候群は、脳や脊髄などの中枢神経ではなく、運動や感覚を司る末梢神経が障害される病気で、それが起こるメカニズムは完全に解明されていません。自分の末梢神経をリンパ球や抗体が、自分自身の細胞と、外部から侵入したウィルスなどを間違って攻撃してしまう「自己免疫」による病気と考えられています。

発症してから2~4週くらいに一番症状が重い状態となり、その後は徐々に改善がみられます。症状の程度は個人差があり、その症状によってグレードがあり、診断や治療の指標になります。

 

《ギランバレー症候群の重症度》
グレード0 : 正常
グレード1 : 軽微な神経症候を認める
グレード2 : 歩行器、またはそれに相当する支持なしで5mの歩行が可能
グレード3 : 歩行器、または支持があれば5mの歩行が可能
グレード4 : ベッド上あるいは車いす限定(支持があっても5mの歩行が不可能)
グレード5 : 補助換気を要する
グレード6 : 死亡

ギランバレー症候群にかかる人は、日本では10万人あたりに年間1~2人とされ、少ないようですが「難病」の中では発症率が高いです。平均的な発症年齢は39歳で、女性より男性の方がやや多いです。

 

ギランバレー症候群の症状とは?
①手足に力が入らない手足に力が入らない

発熱や下痢などの感染症状の1~2週間後に、急に手足に力が入らなくなるのが最も典型的な症状です。

通常は足先から太ももなどの下半身から症状が始まり、徐々に上半身の及ぶ。

症状の程度は、力が入らない程度の軽いものから、ほとんど手足を動かせなくなるものまで様々です。

 

②呼吸がしづらくなる

ギランバレー症候群の1~2割の方では、呼吸をするための筋肉まで麻痺がおこり、呼吸がしづらくなります。重症な場合には人工呼吸器を装着する必要があります。

呼吸筋の麻痺は、しばしば死因に結びついてしまうこともあります。

Exhausted sports woman

③手足がしびれて感覚が鈍る

手足のしびれ2

末梢神経に障害をきたしているために、手足にしびれや痛みが出ます。手袋をはめる部分や靴下を履く部分の感覚が鈍くなるようです。

 

④食べ物が飲み込みのくい、しゃべりにくい

声が出にくい

舌やものを飲み込むための筋肉を動かす神経に障害が出ると、しゃべりにくい、食事が飲み込みにくい、ろれつが回らないということが起こります。ギランバレー症候群患者の3割の方にこの症状がみられます。

 

⑤顔の筋肉が麻痺する

図2%u3000顔面神経麻痺の症状

この疾患の約半数の患者さんに、顔面神経麻痺が起こります。動かなくなった筋肉をほぐして固くならないように、無理のない程度のマッサージをしたり、温めて血流を良くするのがいいようです。

回復してきたら額にしわを寄せる、目を大きく開く、目を軽く閉じる、まばたき、口を動かすなど顔の運動を軽くゆっくり行うのがいいようです。

力いっぱい動かすことは良くありません。

 

⑥声が出にくい

0116132 のどの筋肉の麻痺や、声帯を動かす神経の麻痺で声が出にくくなったり、声が枯れたりします。のどの筋肉の麻痺は気道が塞がるので声が出にくくなります。

 

⑦モノが二重に見える

28vdip1 目が自由に動かせなくなるので、モノが二重に見えます。

 

⑧排尿障害

2-2_nyou自律神経障害によって、排尿障害が起こることも。この場合は尿路感染症に注意して、カテーテルを尿道に挿入して人工的に排尿させる必要がでてきます。

自律神経の障害で脈が乱れたり、血圧が不安定になったりすることも。

 

 

 

⑨太ももや腰回りの痛み

腰回りの疼痛 ギランバレー症候群では、発症初期に大腿部、臀部、腰背部に激痛が起こったり、坐骨神経痛のような痛みが生じることがあるようです。

また、回復に向かう時期にも、神経再生に伴って痛みが起こることがあるそうです。この痛みは、運動すると余計に痛みが増すのでリハビリの妨げになります。リハビリができなくなると、身体の機能回復が遅れ、治りが悪くなってしまいます。

 

 

ギランバレー症候群の原因は?
1、ウィルスや細菌の感染img01

ギランバレー症候群を発症する数週間前に、咳、発熱、のどの痛み、頭痛、下痢などの感染症状があることが多いので、ウィルスや細菌(カンピロバクタ―、サイトメガロウィルス、EBウィルスなど)に感染したことがきっかけとなり、自分の免疫が誤って自分の体の一部を攻撃してしまうのが原因ではないかと考えられている。

 

2、末梢神経の炎症o05700377130986141840978_1

末梢神経に炎症が生じると、「髄鞘」とよばれる神経線維を取り囲む組織が破壊されるます。「脱髄」と呼ばれるています。これはウィルスに感染したことで、免疫システムに異常をきたし、自分の身体の細胞を攻撃してしまうため、末梢神経が炎症を起こすからだといわれています。

 

③医薬品が原因になる場合も!

c-051tokyosinbun 医薬品によってギランバレー症候群の症状が現れることは、非常にまれではあるのですが、原因となる医薬品としてインフルエンザやポリオ・肺炎球菌ワクチン、肝炎治療に使用されるインターフェロン製剤など、そして子宮頸がんワクチン。

今回のテーマにしてる子宮頸がんワクチンの何が問題なのかというと、現時点では義務化は解かれましたが、当初は国が女子生徒に学校の予防接種同様に、接種を義務づけたことです。安全性も考慮せずに。(今回は闇については触れませんが、いずれ触れるつもりです。)

 

どんな検査をするのか?
①神経学的検査80565f4f
 ②髄液検査55cccfe4fe74a80b4c2b7477_lg

腰椎の間に針を刺して髄液を採取。髄圧・外観・細胞数・糖・たんぱくを調べる。病気の初期には異常はないが、一週間ほど経過するとたんぱくが上昇する。髄膜炎はたんぱくと細胞数が上昇するが、ギランバレー症候群はたんぱくだけが上昇します。

③血液検査

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④筋電図検査

o0480063913347468529これは非常に重要な検査。末梢神経障害によって伝わる速度が遅くなったり、伝わらなくなったりしている部分がないかをチェックし、障害が見つかればその場所の特定などの検査にはいります。

 

 

 

 

⑤末梢神経伝導検査

dysgraphia_den 末梢神経を皮膚上から電気刺激し、伝導速度などを測定することで、ギランバレー症候群の病態の把握に活用されます。この検査で異常があった場合、いくつかの神経を調べて障害の場所や程度、障害の範囲が判断できる。

 

ギランバレー症候群の治療法とは?
①免疫グロブリン大量静注療法

d0078350_15225524ヒトの血液から精製した「免疫グロブリン」という免疫反応の主役の一つである成分を、5日間連続で点滴する治療法。副腎皮質ステロイド薬との併用で、1人で歩けるようになるまで回復が早まる。

《副作用》 ショック・頭痛・急性腎不全・血栓塞栓症

②血液交換療法

gyoumu_photo03ピーク時の症状が軽くなったり、回復が早まる。

《副作用》 血圧低下、感染症、静脈血栓症

《デメリット》 体外に血液を取りだすカテーテルを血管内に挿入しなくてはいけない。血漿の分離のための装置や設備が必要。

 

ギランバレー症候群は完治するのか?

症状は一カ月以内にピークとなり、おおむね一カ月を過ぎると回復に向かい、6~12カ月ほどで約8割の方が完治している。ただ2割の方は後遺症が残ったり、中には亡くなってる方もいらっしゃいます。

 後遺症が残るなど治療後の見通しが悪くなる要因
  1. 高齢者
  2. ギランバレー症候群発症前の感染症状に、「下痢」があった。
  3. 発症時やピーク時に重度の麻痺があった(呼吸筋の麻痺)
  4. 筋電図検査で、末梢神経の軸索(じくさく)という電気を伝える中心部分に障害の疑いがあった。
  5. 発症してから治療を始めるまでに2週間以上経過していた。

 

ギランバレー症候群自体は、予後が悪い疾患ではないようです。でも子宮頸がんワクチンによる副作用でギランバレー症候群様の症状を呈している方々は、後遺症が残り、日々の生活にも支障をきたしている方が多いみたいです。599aa5e0150114wakutin なぜなのか?

ここにこのワクチンをめぐる様々な事柄が闇に潜んでいるのです。それ以上に、思春期をむかえて将来を楽しみにできるはずの少女の身体が蝕まれたことがなによりも腹立たしいですね。

次回の第二弾は、このギランバレー症候群を鍼灸など、東洋医学的にはどのような対処ができるかを考えてみようと思います。

第三弾では、子宮頸がんワクチンが推奨されている謎について、書いてみるつもりです。


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