2年か3年前の実話怪談

昔、別のところで語ったのですが、今日たまたま当時、怪異のあった場所の近くを通ったので、今日その当時の内容を載せてみようと思います。

「数日前、数年来の友人の腰痛のケアのために鍼灸の往診へ向かった際に、約束の時間より30分以上前に到着したので、友人宅の近くにある小さな公園で時間を潰すことにしました。

私はある中国武術をやっていて、その武術の練習に立禅というものがあります。
それは気功でもあり、武術に必要な基本的なことを学ぶ大切な練習方法です。
普段でも少し時間に空きができたら、この練習をしていたので、この日も約束の時間が迫ってくるまで、やることにしました。
只今の時間は夜の19時20分、公園は少し開けた芝生の地面にベンチが3つぐらい点在し、私から10mぐらい離れた所に滑り台があり、その向こうにはブランコがありました。
公園内は僅かな照明があるだけで、遊具のある所までは、暗くてはっきりとはわかりづらい明るさ、気功の練習には、回りが明確でないほうが自分の世界に入っていけるので、好都合な条件でした。

「さぁ、始めようかな』っと、立禅の構えに入って数分経って、遊具のブランコから、「キーッ、キーッ」ってブランコを漕ぐ音が聞こえてきました。
「あぁ、誰かおったんやな」っと思い、気にせず気功に集中、ただブランコの方を見ても誰も姿が見えない。
「大人やのうて、子供がこんな寒い夜に一人でブランコ濃いでるんかなぁ? 風邪ひくでぇ。へんな輩もおるのに、親は心配せんのかなぁ?」
などと思いながらも、時間がきたので練習を終えて友人宅へ向かいました。

そして、腰痛の具合と体の全体のバランスを調え、約1時間の治療を終えてしばらく雑談に花を咲かせました。
この友人には昔、空手を教えてたので、今私がやってる中国武術について語って、その素晴らしさや練習方法など説明しているうちに、先程の公園の話をしました。
「この寒くて暗い公園で子供一人でブランコって、物騒やろ?」って。
すると友人が、
「あの公園のブランコって、鎖も何もないで。もうだいぶ前に枠だけになって使われへんで。」って。
これって一体?」

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