寝違いで使ったツボ・臂臑について

今日治療した患者さん、2日前に寝違えてたみたいだという。その時から左に向くことが困難で、なおかつ首を左に傾けることができないという。

今までの経験上、寝違いで首が痛くても首に問題があることが少ないようです。

首を左に傾けたり、左に向きにくいといったとき、逆側つまり右側に制限がかかっていたので、その辺りを通っている経絡を触れて反応のある部分を指で軽く押して、周りを軽く圧迫していきました。

その反応のあるポイントがちょうど「臂臑(ひじゅ)」というツボです。

ここは手の陽明大腸経という経絡でその経路をみると首から顔面へと流れがあるのがわかるとおもいます。201112091320223cc

この「臂臑」の施術をしてから、患者さんに首を動かしてみるように促すと、「あれ、痛くない。それから首が動く!」感激されてました。

あとから、普段どのような体勢で寝ているかを尋ねたところ、「右を下にして横向きで寝ています」と。

つまり、寝違いを起こしたのは、右を下にして寝ていたために、右の「臂臑」の部分に圧迫がかかり、「臂臑」から上のルートに気がうまく廻らなくなって、右の経絡に制限がかかり、左を向けないという寝違いのような症状が現れたのではないかと、思いました。

ちょうど2日前は明け方は、放射冷却でかなり冷えたように記憶していますが、冷えも重なって気血の巡りも滞ったのでしょう。

この患者には最後に皮内鍼を施して,治療は終えました。

体って面白いですね。


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