冬の養生法~冬に多いトラブル①~高血圧

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寒くなると血管が収縮して血圧も上がります。

「ふらふらする」「ぼーっとする」などの症状がある方は、一度きちんと血圧を測ってください。01_03_ŒŸ¸-ŒŒˆ³.ai

夜半や明け方にトイレに起きるときなどは気をつけねばなりません。暖かい布団から勢いよく起きたりすると、急激に血圧が上がり、心筋梗塞や脳梗塞など、重篤な病気につながることがあります。

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このようなトラブルは、ちょっとした心がけで防ぐことが可能です。

目が覚めて早くトイレに行きたくても、早く朝食の用意に取り掛かりたくても、すぐに起き上がらず、

  1. 寝たまま、手首、足首を動かし伸びをする。
  2. 布団に座って軽く首、肩、腰を動かす。5分程度坐禅を組む。
  3. ゆっくりと起き上がる。
  4. 何か羽織って、暖かくする。

などで車でいうところの暖気運転を行うことをお勧めします。

こんなちょっとしたことでも、急激に心臓のポンプ圧が上がることなく無用なトラブルを防いでくれます。また、トイレに座って立ち上がるときも同様の注意が必要です。心臓に病を抱えている方は特に注意が必要です。

また、高血圧症になってしまっても、薬を飲んでいるだくでは治りません。血圧の薬は治療薬というより、血圧を抑える役割しかありません。血圧の薬を飲んで血圧をコントロールしながら、運動や食事による体質改善、日常でストレスを溜め込まないように休息をうまく取るなどの日々の心掛けで、結果的に薬を飲まなくてもいい身体に変わっていきます。

photo_02 医師の常識として心臓病あるいは循環器系の疾患の人には激しい運動は推奨されない。とくに冬場はそうであります。休息、静養あるいは現状維持が望まれます。各種運動後は鼓動が激しくなり、呼吸困難、血圧上昇につながるからです。

 

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しかし、私が修行している太氣拳や中国の意拳の立禅は、養生健身功という気功的な効果が期待できるので、個々の体調や体力によりフォームを調整でき、運動量をコントロールし、自然な呼吸で行えるので、循環器系疾患の方にも治療とリハビリに有効なものとなります。

練習のときに求められるのは、両手を上げて物を抱えるようにすることです。これは両腕を軽くして、肺を自然に圧迫する作用があり、肺の運動量を増大させ、横隔膜の活動範囲が大きくなるのが感じられ、自然な腹式呼吸が形成されます。この自然に形成された腹式呼吸は何の副作用もありません。

日々、継続してこれを練習すれば、身体は確実に変わっていくでしょう。

 

冬はとくに血圧が上がりやすい季節です。冬以外の季節から日々の生活習慣を見直して、高血圧症にならないようにして備えておくのが、本当の養生です。 頑張っていきましょう!


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