冬の養生法

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一般的に一年の中で最も寒い時期で、最も太陽が低く夜が長い期間です。東洋医学では冬至の前後を冬とし、立冬(11月8日頃)から立春(2月4日頃)までを指しますが、現代では気候のズレもありますので、11月から3月ぐらいまで冬と考えればいいでしょう。

冬は蔵

東洋医学では、冬はすべてのものが内に深くしまわれる季節です。果実は種として保存され、動物はご飯を食い溜めして冬眠に入ります。

「万物は静かに沈み、消極的になる時である。すべてが収納され、貯蔵されておく時期で、決して発散してはならない。」と中国の古典『素問』では説明されています。qimages この時期は早く寝て遅く起きる。陽気も深く貯蔵されているから、心身共に活動的になってはいけない。運動などで発汗するなど絶対にダメである。

もし、この時期に発汗したり、酒を飲んで一時的に陽気を多くし、その反動で冷えたりし、冬の無理が祟って春になっても陽気が発動せずに、手足がだるくなります。

 

冬の間中風邪気味という人がいます。このような人は養生法が間違ってます。運動したり、暖房過剰で発汗し、それで風邪になるのです。だから、身体の中から、温める工夫をしなければなりません。

 

冬の病気kan121

冬の病気は、主に冷えによるものです。さまざまな気候の中で、「寒」によるものが最も甚だしいものだといわれています。過去においても現代でも、インフルエンザなどの流感によって多くの人が命を落とすことがありました。

 

冷えから肌を守る

冬の寒さに負けないためには、からだに「陽気」をためて、冷えの侵入を防ぐことです。再三言っているように、内にしっかり「陽気」を守っておかなければなりません。

運動などで、動くことで、陽気が発散されると、からだの温もりが汗腺を開きます。するとそのときに乗じて、冷えがからだに侵入します。

そして肌を守ること。冷えの侵入は、その際である肌の強さによって左右されます。そこで、しっかりと衣服などで肌を覆うことが大切。そして一番いいのは、普段から肌の健康を保っておくこと。肌(肌肉)は脾胃の働きに左右されるので、食生活にも普段から気をつけて栄養が偏らないように気を配ることが必要です。

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次回は冬に多いトラブルを2、3ピックアップして紹介したいと思います。

 


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