掛け試し稽古会・中部

10月24日、愛知県刈谷市体育館で催された『掛け試し稽古会』に参加してきました。

10407968_1647674168813894_7946123499288026143_n掛け試しとは、現代では空手や様々な格闘競技で大会や試合といった力を試せる場所が整備されています。

ただ、それぞれの競技にはルールがあって、空手でいえば闘いにおいて特に効き目のある型の多くの技が反則になっていたり、徒手競技においては組んだりタックルは厳禁となっているのが当たり前です。

本当の実戦は、相手が何をしてくるかが分からないし、刃物を持たれたら不用意に突っ込んでいけば大怪我をします。

約束組手では、危険な技を試す事が出来、危険な状況を攻め手も受け手も体験できますが、やはり約束事です。そこで、自由組手のなかで、その技を試そうという発想で生まれた稽古方法が「掛け試し稽古」で、ライトコンタクトで2分を何ラウンドもこなして、安全重視で組手における精度と、身体の使い方を学ぶことが可能となります。

 

この稽古は錬空武館の高久昌義館長と数見道場の数見肇館長がお互いの競技でない武術としての技の探究心から始められたもので、そこから様々な格闘技の方々を募って稽古会として発足したものです。

その稽古会に私の太氣拳の先輩が参加されてて、これまで東京で開催されてた稽古会が名古屋であるということで、お声を掛けていただいて参加した次第です。

初めての参加で、ライトコンタクトとはいえ、会場に到着すると緊張感は半端ないものでした。私が現役時代に空手の大会に出ていたときのような、懐かしい感覚が蘇った気分でした。20151024_142832

いざ始まってみると、そんな気分も吹き飛び、参加された方々が、見た目は”いかつい”感じで、普段道で会えば”怖い”雰囲気の方々ですが、心根はさわやかそのもの、清々しい感じでまさに“武道”という、これも懐かしくも素敵な感覚でした。12033023_1647674358813875_2031412542904119200_n

武術って、1人で稽古してても最終的には、相手あってのこと。相手がいなければ、ただの独りよがりな武術もどきになってしまいます。「武術=相手を倒す」というのが本来のものではありますが、実際には現代では、そのために修行するものではありません。自分を磨き、強くするためには相手が必要で、そのためには相手を気遣い、敬う気持ちがなくては、成り立たないものであり、武術を通して痛みを感じることで、相手を想う気持ちも生れてくるように思います。

それがわかっているからこそ、参加された皆さんはさわやかで清々しいのだと思います。

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いい勉強になりました。参加して良かった(*^_^*)


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