上本博紀 左上前腸骨棘剥離骨折

4日の広島戦(マツダ)で二遊間の打球に飛びつき、腰を強打。広島では病院に行かず、帰阪後のこの日、大阪市内の病院で検査を受けた。上本はこの日から鳴尾浜でリハビリを開始した。

IMG_08208そして15日の鳴尾浜でフリーバッティングに励む上本の姿が。

IMG_0822IMG_0821 復帰する日も近そうです。

その、左上前腸骨棘腸骨とは、骨盤の一部となる腸骨の前の上のほうにあるでっぱり部分を言います。

4e43988bcbe8af7fc909222c70d45511 f7b6f515b2fc61a6c3a920613c39d09d 上前腸骨棘には股関節に重要な主要な筋肉が付きます。

大腿筋膜腸筋と縫工筋です。

a6b939afb58e19c543824bee06f43a8dまず大腿筋膜腸筋について

この筋肉は、歩行やランニング中に足が真っすぐに出るように導く、重要な役割を果たしています。

この筋肉自体は大きくなく、それにつながっている腸脛靱帯が股関節や膝関節に大きな影響を与えてきます。

image 膝関節がО脚になっている方には、特にこの腸脛靱帯が張っている方が多い。触ると痛がります。

この腸脛靱帯・大腿筋膜腸筋が張ってたり傷めていると、股関節の外側に痛みを抱えることが多いです。

股関節を外に開いたり(外転)、曲げたり(屈曲)するのに働きます。

 

次に縫工筋について

046de177f2a2この筋肉が単独で働くと、あぐらをかくような運動になります。

この筋肉が収縮すると、起点である上前腸骨棘が下に引っ張られて、骨盤が前に倒れます。このとき腹筋が骨盤を引き上げて腰背部分を平らに保つ必要があります。

 

上前腸骨棘に付着するこれらの筋肉が過渡に働くと、起点の上前腸骨棘の一部が剥がれてしまいます。それが今回の上本選手の剥離骨折であるわけです。

今回、打球に飛びつき腰を強打!となっていますが、実はその前に腸脛靱帯などが張っていたために、過渡の負荷が一気にかかり起こったものだと思います。

私なら、東洋医学の発想で、日々のケアを筋を緩める陰を補う鍼で張りを日々解消し、またゆっくり呼吸し、血の巡りを全身に行きわたらせる施術で怪我の予防を図ります。 もちろん、これで完璧にケアはできませんが、養生としての視点では、肝血不足を補いますね。

 


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