効率のいい身体、無駄のない動きを考える

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2015年7月23日現在、日米通算111本目の三塁打を打ち、福本豊氏の日本記録に「4」と迫り、またMLB史上38人目の500盗塁達成にも「5」と迫ったイチロー。

今年10月で42歳になるイチローがここまで活躍できるのはなぜか?

10年以上、大リーグの第一線で活躍してきますが、他の大リーガーの身体と比べても体格差は歴然、パワーやスタミナでは見た目も劣っています。 筋力という点でも全く歯が立たないでしょう。

でも打球スピードは鋭く、時には打球をスタンドインすることもあります。他の大リーガーを相手に、あの筋量の乏しいイチローが、走・攻・守のすべてでトップパフォーマンスを見せれるのなぜでしょう?

この秘密を分析してみましょう! ポイントは大きく分けて3つ

⑴バランス :  身体のバランスを取るためには、中心となる”芯”が必要。 やぐらを組むときに、まず真ん中に支柱になるような丸太を立てます。次にそれをガイドラインにして回りを組んでいきます。人の身体も同じで、206個の骨と約600もの筋肉を正しくつなぐためには”芯”がしっかり備わってなければなりません。 それがバランスの良さに結びつきます。

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⑵全身の細かい筋肉を総動員できること :  人間の身体は206個の骨と600ぐらいの筋力からなっていますが、この細かい筋肉を全て使って、力とスピードを加算していく。

筋肉隆々でいかにもパワーを発揮できそうなのに、打球スピードが遅くなり飛距離のでない選手をよくみかけます。これは手や脚などの一部の筋肉だけを使って、体幹部などにあるたくさんのパーツを使えていないから。

 

⑶身体の中にブレーキをかける成分がないこと。

筋肉には力がを出すアクセルの役割をするものとブレーキをかける役割をするものがある。例えば腕を曲げる筋肉(上腕二頭筋)が働くと、その曲げる筋肉が曲げ過ぎて損傷しないように逆に働く筋肉(上腕三頭筋)があります。この二頭筋と三頭筋はお互い拮抗関係にあり、身体の機能を保護する働きがあります。だから今度は伸ばそうとすると曲げる筋肉がそれにある程度の制御をかけて怪我を防ぐわけです。

ところがプロスポーツの世界では、瞬間瞬間で曲げる伸ばすの動きを絶えずしていかなければなりません。止まった姿勢から一気にダッシュし、そうかと思えば停止し、体はつねにオンとオフを繰り返すので、体の反応が鈍ければプロでは通用しませんし、無理がたたると筋肉を損傷します。

この曲げてすぐ伸ばすというオンオフがスムーズにストレスなく変換できると身体はブレーキがかからずパフォーマンスも良くなります。

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さて、本題です。

イチローだからいいパフォーマンスができるのでしょうか?

もちろん才能がずば抜けているからですが、我々も身体を効率良く使えば、イチローにはなりませんが、末長く動ける身体を手に入れることができるはずです。

では次回から、さらに研究してみましょう!

 


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