魔界案内 石上神宮

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『古事記』や『日本書紀』にも伝承が記されている由緒ある神宮です。
聖徳太子の時代に蘇我氏と争った物部氏の本拠地とされ、御祭神は布都御魂という剣を祀っています。
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以前も布留川を流れてきた烏帽子が岩になった伝承をこのブログで紹介しましたが、今回は御祭神の布都御魂の経緯について書いてみようと思います。

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神武天皇東征軍が熊野に上陸した際、土地の女賊を殺してしまったため、熊野の神の毒気に当たって軍は動けなくなった。
そのとき熊野の高倉下(たかくらげ)という男の夢枕に武甕槌神(たけみかずちのかみ)が現れて「一振りの神剣を高天原から、お前の倉に降ろすから、それを天孫に献上するように」と命じた。
翌朝、目を覚ました高倉下は倉を開けてみると、そこには剣が落ちていた。
その剣が布都御魂である。
神武軍は、その神剣によって蘇ることができた。

神武天皇の即位後に物部氏の遠祖・宇摩志麻治命(うましまじのみこと)に、この神剣を授けて宮中で奉祀させた。
そして第10代崇神天皇の治世7年、物部連の祖・伊香色雄命(いかがしこおのもこと)が天皇の勅に奉じて神剣を石上の高庭に遷した。
こうしたことから物部氏が石上神宮を氏神として仰ぐようになった。

これが石上神宮に纏わる伝承の一つです。
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石上神宮で御詣りして、あまり人が行かない所の少し奥まったところへ歩を進めていくと「立ち入り禁止」と記された怪しげな場所があります。
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ここは神道における禊を司る祓戸神社であるらしいです。
神秘的ですね。


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