魔界案内 奈良篇 春日大社

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およそ1300年前、平城京の守護神として創祀された春日大社。
今回、20年に一度の式年造替により国宝御本殿特別公開ということで参拝してきました。

古代から信仰の対象だった御蓋山の麓に春日大社が創建されたのは、奈良時代。
768年称徳天皇の勅命を受けた藤原永手が社殿の造営を開始。
鹿島神宮の武甕槌命、香取神宮の経津主命、枚岡神社の天児屋根命と比売神を四柱あわせて祀ったのが始まりと言われています。
《武甕槌命》
別名、「鹿島神」。神武天皇の東征の際、神武天皇に布都御魂と呼ばれる霊剣を授けた神話が伝えられています。
《経津主命》
「日本書紀」のみに登場し、武甕槌命と同様、国譲りの際に御使いとして働いた。
《天児屋根命》
天岩戸にこもられた天照大御神を誘い出す働きをしたとされ、藤原氏の源流・中臣氏の祖先神。
《比売神》
天児屋根命の妃神であり、藤原氏の氏神。
この四柱の偉大な神様が本殿にそれぞれお祀りされています。
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ちなみに、この本殿の画像は春日大社ホームページ等から引用させていただいたもので、見学に際しては撮影禁止である。
767年、武甕槌命は白い鹿に乗って鹿島神宮からこの地に天降られた。
この伝説から、交通安全の守り神として尊崇されているという。
さらに、春日大社と奈良の都では、鹿を神の使いとして大事にしてきたのも、この伝説によるものであるでしょう。

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境内や奈良公園周辺には至るところに多くの鹿が暮らしているのも頷けます。

春日大社は元々、藤原氏が社殿を創建する前から、自然信仰の聖地であった。
この春日の地には和邇氏が住みつき「春日」を名乗っていた。春日の地の御蓋山がその自然信仰の聖地だったと思われます。
そして、その御蓋山の頂上に、白い鹿に乗って武甕槌命が天降られたと伝えられています。
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現在、その地を拝めるように御蓋山の頂上浮雲峰遥拝所が設けられている。

「春日」という名称の由来については、「神(か)」の「住(す)」む「処(が)」という説がよく知られています。
また別説では、春分の日の出を望む場所という意味で、「春日」という地名が生まれたとも考えられています。

私が参拝したこの日、菖蒲祭が行われていました。
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端午の節供祭で、古式神饌に粽に菖蒲と蓬を添えてお供えし、天下泰平、五穀豊穣、子供の幸せを祈るそうです。

場所:本殿・林檎の庭(舞楽)image


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