気分は不可能を可能にする②

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人は物事の捉え方一つで、心理的にポジティブにもなるし、ネガティヴにもなれる。
それはまた、心理的に影響を与える4つの要素(前回のブログ)によって引き起こされると考えられる。
では、日々の生活をどのように過ごせば良いのか?
そのヒントとなる方法が、太氣拳や意拳の練習方法の中にあるので紹介してみようと思います。
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太氣拳(意拳)は武術であり、生き抜くための手段としての術でありますが、それを学ぶ上での大切なことがあります。
それは、敵と闘うには攻撃防御の技術が長けていても、「身体が健康で丈夫でなければ意味がない」ということです。
すぐに風邪を引いたり、お腹を壊す人がまともに闘えるはずもないですよね。
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つまり、武術の基本は「健康であり養生」であることです。

養生とは、「日々身体を気遣い、自分をコントロールすること」。
そして健康とは、世界保健機関(WHO)には以下のように定義されている。
「身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気あるいは虚弱でないことではない」と。

上記のことから、『健康は、身体も心も環境も良好であることで、それを保つように自分をコントロールすること』が武術であると言っているのです。

そんな武術を学ぶ上での必要な条件が三つあります。
❶良好な環境
日光が満ち、空気が新鮮で、視野が広々とし静かで心地よい場所。
実際にこういった環境に身を置くことで、身体は生理的に心地よい感覚がでてきてリラックスします。
都会の排ガスだらけの街を歩くより、緑豊かな山道を歩くほうが心地よいですよね。だから人はハイキングをするわけです。

❷良好な姿勢、身体のバランスを保つ。
背筋は伸ばし、目線を下に向けずに身体も緊張し過ぎないようにする事で、
呼吸は安定して血の巡りも良くなります。
物を考えたり、物を見たり、手足を動かすには血が滞りなく巡ることが一番大切で、これができてれば血色も良く、いかにも健康的です。

❸身近な事に対して良好な態度であること
礼儀正しい、迂闊にならず慎重である、派手にならずに自他に向き合う、温和であること、何事にも一心で行う、などという心のあり方であります。

これら三つの条件を整えれば、自分自身の中に良好な心理的状態が保つきっかけになるでしょう。

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❶の条件で例を挙げましょう、
太氣拳の稽古は主に自然環境の中で行ないます。
それは、自然が気持ちいいからです。
自然の空気や陽の光を肌などで感じ、それが脳に伝わり、脳からの指令で身体の各器官に反応を起こす。
気持ちいい感覚だから、身体にとっても良好な反応を引き起こします。
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だから、外部の条件が良ければ身体にはいい作用を起こすわけで、いわゆるポジティブな感覚でいれるわけです。

だから武術では、まずその環境に身を置くことで条件を満たし、基本的な身体作りをしていくことを目指しています。

ポジティブになろう!

これは簡単なことではありません。
上記の条件が揃えばなれるのか?
答えはNOです。
これらの条件を満たさなければ、ポジティブになれないのは、まだ本物ではありません。

次回は、その次の段階について書いてみようと思います。


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