京都魔界案内 宴の松原

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京都市上京区出水通千本西に入った辺りに「宴松原」という石碑の立つ場所があります。
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ここは平安時代、平安京大内裏の内裏西側に存在した空間地で、その用途は宴の場所として用いられたとする説や内裏の建替用地であったとする説があります。
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この場所には当時から不思議な鬼界な話があって、
ある月夜に三人の女がこの辺りを歩いていると、イケメンの男が現れた。
男は三人のうちの女の一人を松原の中に誘い込んだ。
しばらくして残りの女たちが捜しにいくと、そこにはおびただしい血のうみになっていて、連れ込まれた女の手と足だけがバラバラに転がっていた。宴の松原の妖鬼の仕業であった。
平安中期にはすでに宴の松原は怪しい場所として認識されていて、花山天皇が肝試しを催したことがあった。
そこで藤原道隆、道兼、道長の3兄弟が挑んだのだが、三男の道長だけが最後までやり遂げ、兄二人は、御所にいる妖鬼を恐れ、逃げて目を瞑っていた。
その後、藤原道長だけが出世し、他の二人は没落したという。

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現在ではその面影もないが、ここで不思議なことが起こらないとは、今でも言い切れまい。


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