京都魔界案内 ぬりこべ地蔵

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伏見稲荷大社の近くに安置されている「ぬりこべ地蔵」。歯痛にご利益があるらしい。
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このお地蔵様がなぜぬりこべ地蔵と呼ばれるようになったのか。二つの説があり、一つは、かつて土を塗り込めた壁のお堂に安置されてたから。
もう一つは、「塗り込め」の言葉が「病気を封じ込める」という意味に転じ、病気や痛み、特に「歯の痛み」を封じるご利益があるとされ、自然と「ぬりこべ地蔵」と呼ばれるようになったというもの。

歯痛封じの信仰は、江戸時代にはすでに広まっていたと伝えられています。
お地蔵様が歯痛にご利益があると知られるようになると、その信仰は全国へと広まっていった。現在でも歯痛を治してもらおうと参拝者が絶えません。
お堂の中には、お地蔵様の足元に積み上げられた数々のハガキがあり、お参りすることのできない全国の方々から、はたまた外国からも切実な願いが込められて届いています。
さらに、歯の痛みが治まった方からも「おかげで歯の痛みがなくなりました」などの感謝の気持ちを綴ったハガキも届けられており、人々に広く厚く信仰されていることが伺えます。

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ぬりこべ地蔵では6月4日~10日の「歯の衛生週間」にちなんで、毎年6月4日に深草稲荷保勝会による「歯供養」も行われており、当日にはお堂にたくさんの人が訪れ、お地蔵様前に置かれている身代わり石を撫でながら、「1年間歯が痛くなりませんように」と心を込めて祈願します。
供養に訪れた方には、法要のあと歯ブラシが配られます。
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またこの身代わり石は歯の痛みだけでなく、体の痛みならこの石を触ってから、その痛む場所をさすると痛みがマシになるとも言われています。
古くから、たくさんの人々に信仰されてきた、ぬりこべ地蔵。伏見稲荷稲荷に訪れた際は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

また、ハガキで祈願をしたい方は、「京都市伏見区ぬりこべ地蔵」で届くらしいです。凄いですね!


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