東洋医学が考える健康とは?

 健康オタクの弊害

健康雑誌、テレビなどの健康特集、まじめなものもあるがダメなものもあります。

一般人には、その見極めが難しい。

ダメなものは ”本質に触れていない” ものが多く、”うたい文句”に乗っかった商売です。

また、「健康食品は、薬じゃないから大丈夫でしょう」と思いがちですが、実際にそれでアトピーが悪化した人もおられます。

かえって、医師の処方でない健康食品のほうが、私にはリスクがあると思えてしまいます。

「これさえやっておけば! 元気でいられる!」ってのは、無いと思います。

日々をどう過ごすか、が大切かと・・・・

 

 

 東洋医学が考える養生の基本

1.健康なときに、予防を考える

病気をしないために萌芽を打つ、病気の芽生えをたたくということです。

例えが悪いかもしれませんが、”病になってから薬や治療にかかる”というのは、戦争が始まってから戦争に使う武器をつくるということになります。遅いですよね。

「未病治」というのがあります。まだ病ではない。つまり未病を治す、ということです。

 

2.季節に合った生き方をする

我々人間も大自然の中から生まれてきました。地球上の生き物は全てそうです。草木や花、鳥に、様々な動物などなど・・・

日本には四季があります(環境破壊で狂い始めていますが、それも現代人の不調の原因でしょう)。

人間の体にも四季があります。人の脈の変化にそれは表れます。

春には春の「弦脈」という脈を打ちます。弦脈というのは、ギターの弦をはじいたときに、ビーンとする、ああいう脈です。

夏には「洪脈」、あふれるような脈を打ちます。

四季が春夏秋冬とあるように、人の体も春夏秋冬と変化していきます。

変化しない体はむしろ、健康ではないといえます。

 

  旬の食材、食事を心掛ける

何事も自然界に沿った生き方がベストだと思います。

春は自然海が活発に動き始め、活動的になるのが自然な生き方。逆に冬は動物がそうであるように、自然界はじっとして眠るようにして活発に動かないほうがいい。

昨今のマラソンが流行っておりますが、冬にその大会が多いですね。東洋医学の健康法から考えれば、冬のマラソンは賛成できません。

自然界では、冬は来たるべき春に活動するためにパワーを貯蓄する季節。ここでパワーを使うと、春になって充分な力を発揮できません。

春になって体調を崩すのは、そんな理由からではないでしょうか。

 

3.健康には精神の安定も大事

 東洋医学の七情論について

人間の心には7つの要素があります。

「喜び」「怒り」「憂い」「悲しみ」「思い」「恐れ」「驚き」

この7つをバランスよくとれていればいいという考え

ビックリして腰を抜かした! これは「驚く」という感情が過渡になって「腎」に影響を与えたってことです。

これを東洋医学では「腎を傷(やぶる)った」といいます。

現代社会で特に都市部では、「怒り」の感情が多いようです。

このように七情の過不足・精神的ストレスが病気を発生させる、ということを説いています。

 

4.適度な運動は気血の巡りを良くする

漢の時代の名医・華佗(外科医で鍼灸師)の名言

「河の水は絶えず流れておれば腐ることは無い。人も適度に運動すれば健康であり続ける」

と言い、華佗は気功のような運動法を弟子に教えた。すると、弟子の方が長生きしたという。

運動をするといっても何でもいいわけではないし、その人に応じた運動をしなければいけません。

特にゆったりとやる運動がいいでしょう。気功や太極拳のような・・・

 

5.「快」がつくことをする

欲望というものは、やっぱり持っておいたほうがいいですね。それが生きる糧となる場合も多々ありますので、楽しみになります。

適度な範囲で過剰にならないなら・・・

快食・快便・快眠・快楽・快適・・・